反動をつけて漕がない
よく見かけるのがフィニッシュにかけて
反動を使う漕ぎ方。
一見速くなったと感じるし
速そうにも見える。
実際は出した力分にボートに抵抗力が
働き期待されるような効果はない。
物体を急に動かすには想像よりも
大きな力が必要で速く動かそうとするだけ
抵抗力も増大する。
簡単な物理法則は中学高校で
学ぶはずですのでみなさん理解していると
思いますが、よく反動を使って漕いでいます。
フィニッシュにかけて腕を力いっぱい
引き寄せるのも同じことですね。
ボートは加速している最中なので
腕を力いっぱい使うのではなく
加速しているボートに合わせて動かす
べきですね。
主役はボートであり、ボートを速く進ませる
のがボート競技であって
ボート上で筋肉自慢している訳ではありません。
出す力に見合ったボートの動きを追求
するのがボート競技のテクニックです。
なのでマイナス要素である抵抗力は
常に気にしなければなりません。
常に意識はボートの動きにあるように
できればいいですね。