結果の出ないトレーニング

アスリートとして活動できる時間は人生の中では
僅かです。
ほとんどの選手が10年前後で競技から引退します。

なので無駄を省略して
できるだけ近道して競技力を向上させたいですよね。

競技スポーツが始まって120年程の経験から
初心者から中級くらいまでの近道はあります。

難しいのは世界で戦う上級選手のトレーニングです。
これは選手の特性を踏まえて行われるので
専門家の知恵が必要になってきます。

上級選手のトレーニングを初心者が真似しても
近道にはなりません。

現ボート界ではフランス式トレーニングを
推奨していますが
高校生や大学から始めた選手には効果的とは
言えません。

これは上級選手のトレーニング方法だからです。

食事もそうです。
食トレと言われ、大量に食べないと強く
なれないと考えている指導者や選手が少なくありません。

食事もトレーニングと同じで初めから大量に食べられる
訳はありません。
一回でたくさんトレーニングをやり過ぎて風邪を引くように
受け付けない胃袋にご飯を詰め込んだ所で
消化不良を起こして体調が悪くなるだけです。

トレーニングも食事も初心者と上級やでは
やり方の工夫が必要で区別しなければなりません。

先人の経験やデータから近道を学び
コツコツとステップアップが大切で
初心者が上級者の真似をしても
結局は遠回りなだけです。

結果の出ないトレーニングをしていないか
よく考えてみる必要があると思います。

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