怪我からの復帰

スポーツをしていて身体の調子が悪くなることはしばしば起こります。

 

これは細かなリスク管理をいても起こってしまうので

仕方ない面もあります。

 

問題はいかにリハビリを的確に行い、早期に競技復帰

できるかにあります。

 

ボート競技では特に腰痛を訴える選手が多いですが

たいへん稀な症状が起きている可能性は本当に少なく、

ほぼすべての腰痛では一か月で通常トレーニングに復帰できます。

ヘルニアなどと言われ神経痛が起こっている場合でも時間とともに

身体を動かす事は早期復帰に重要です。

 

リハビリの重要性もまだまだボート界に浸透していない

と思います。なので完全復活するまでボートに乗ることを許可しない

指導者と不安がありボートに乗りたがらない選手もいます。

 

陸上で腹筋をしているくらいならボートに少しでも

乗った方がどれほど早期復帰に役立つか。

 

できない事、痛みがあって耐えられない、不安がある事を

強制する事は間違ったリハビリですが、恐れて本来の競技から

遠ざかる事も間違ったリハビリです。

 

症状の様子を見ながらだんだんと強度を上げ、その競技に

必要なトレーニングを増やしていく。

寝ていれば勝手に治って、急に完全復活できる事はありません。

 

競技復帰を最も遅らせるのは心理的、精神的な問題という事を

理解しなければなりません。

腰痛が一向に改善しないのも心理的な側面に問題があるからであり

肉体的な問題はほぼすべての怪我に関して一か月を目安に回復します。

 

ボートに限りがありますが、工夫をして故障者にもボートに

乗れる環境作りが必要ですし、競技復帰が長引かない為にも

対照選手の心理的な問題解決も必要です。

特にボート競技は単調で、大会も少ないので面白さを感じにくい

競技の最たるものです。故障がちな選手に目標を作り、モチベーションを

高める工夫はチーム内で大いに行うべきだと思います。

 

 

 

 

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