トレーニングの原則

自然界にはいろいろなルールがあります。人の身体にもルールがあり、トレーニングにも効率的な効果を出すルールがあります。ポイントを捉えてしっかり効果を出しましょう!!

トレーニングには3つの原理と5つの原則があります。
トレーニングの原理

オーバーロード(過負荷)の原理

トレーニングの効果を得るためには、既に持っている能力を刺激できる負荷でなければなりません。その刺激で得る負荷以上(過負荷)でトレーニングを続けることにより、効果が表れます。楽な負荷でやっても意味はなく、ある程度きつい負荷でないと効果は表れません。

特異性の原理

トレーニングはその種類によって鍛えられる機能が変わってきます。例えば、持久走では筋出力の向上は期待できませんし、スクワットでは上半身のトレーニングにはなりえません。目的に応じてトレーニングの種類を選ぶ必要があります。

可逆性の原理

一定期間トレーニングを実施してその効果が得られても、トレーニングを止めてしまうと、体はもとに戻ってしまいます。

トレーニングの原則

全面性の原則

トレーニングをする際は、全ての面でバランスよく鍛えることが大切です。偏りのある体では、怪我や技術レベルの低下にも繋がってしまいます。

自覚性の原則

トレーニングを行う場合は、鍛えている部位や自らの意志で行っていることを自覚することでトレーニングの効果が向上します。

漸進性の原則

ある一定期間トレーニングを続け体力が一定の水準に達すると、同じ負荷でそれ以上続けても効果が現れなくなります。そのために、体力の向上に従って、負荷も徐々に(漸進的に)上げていく必要があります。

個別性の原則

体力には個人差があるので、個人の年齢・性別・体力水準などに応じて負荷を決めることが大切です。

反復性の原則

トレーニングの効果を得るには、繰り返し行う必要があります。

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