骨盤の歪みや脚の左右差と腰痛

骨盤が歪んでいるから腰痛になる。

脚の長さが左右で違うから腰痛になる。

結構言われます。

 

これが真実であるかのように整体、整骨院、鍼灸施術所では

言われますが実際はどうなのでしょうか。

整形外科に行けば椎間板がすり減っている、ヘルニア、

関節が変形しているなどと言われます。

 

まず、骨盤の歪みは腰痛を病名別にし

骨盤の歪み具合の角度を計測したものが

ありますが、関連がなかったそうです。

 

次に脚の左右差も計測した結果

腰痛を引き起こすような差は2cm以上

だと解っています。

 

これらの結果は当然で、筋肉は骨について関節を

作ります。これには方向性があって筋肉の縮む方向も

決まっています。なので負担が掛かる所が

凡そ人体では決まっています。

鍼灸でいうツボもこれを応用しています。

なので、骨盤や脚の長さが違う場合

初めに痛みを出すのは股関節か膝です。

腰は後々痛みを出しますが、積極的に原因と

なる事は考えにくいです。

 

また、整形外科でMRIでヘルニアと言われる

場合の腰痛も成人を無作為にMRI検査した

結果ヘルニアがある人でも無症状もいる事が

解っていますので、椎間板由来で腰痛が起こる

事も積極的には採用されにくくなっています。

これは充分に注意になければなりません。

 

長引く腰痛の原因は筋肉の

収縮不全です。

筋肉は縮む事で力を出し、血液の循環を促しています。

スムーズに収縮できなくなった筋肉がストレス信号

を出し、血液も送りにくくなっている為エネルギー

不足が痛みとして感じる訳です。

これには継続して筋肉を縮める運動をすれば

良いだけです。

腰だと反らせたり横に倒したり捻じったりすれば

筋肉が動くようになります。

無理せずコツコツ継続してください。

 

鍼灸は硬くなった筋肉を緩め、ツボの刺激により

他の施術方法よりも格段に血の巡りを良くさせます。

長い腰痛は精神的なストレスにもなり

鬱を引き起こす事もあります。

悩んでいないで鍼灸を受けられることをオススメします。

 

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