ボート競技と腰痛

rowing、ボート競技と切り離せない障害に腰痛があります。

 

 

コンタクトスポーツでもないし、トレーニングも素早い動きは求められないので

障害が起こる個所は限定されてきます。

生涯スポーツとしてはとても有能なスポーツだと言えます。

 

 

腰、膝、背中が主な障害個所ですが、腰がダントツで発生し易いですね。

ご存知だと思いますが。

 

 

なぜ、ボート競技は腰痛を発生し易いのか?

人の構造上の問題、競技姿勢の問題、競技者の姿勢の問題、体幹が弱いなどなど。

 

 

さまざまな憶測がありますが、正解は一つとは限らずこれらが複雑に合わさって

起こるんだと私は確信しています。

そして、一番の問題はトレーニング強度に対するケア不足だとも確信しています。

疲労の蓄積ですね。

 

 

人は筋膜による協調構造をしています。

協調が正常であれば柔軟で滑らかな動作ができますが

疲労が溜まると、協調構造に乱れが生じます。

ボートの場合は特に腰に乱れが出やすく、それが障害となる

と考えています。

 

 

協調が乱れままトレーニングをしている、急なトレーニングで

協調が乱れてしまった。

私の経験では多くはどちらかに当てはまります。

 

 

病院でヘルニアや腰椎症と診断され、治らないと

思い込んでしまった。という事もあります。

 

 

トレーニングをするようにセルフケアを大切にすれば

障害はそう簡単に起こるものではありません。

 

 

すべての腰痛は回復可能です。

 

 

高校生にはコルセットをして漕いでいる人もみます。

とても痛々しいですね。そんな状況でボートに乗っても

楽しくありません。

 

 

楽しくボートに乗る為にもセルフケアを怠らず行いましょう。

セルフケアが解らなければ聞いてください。

セルフケアしても腰の痛みが改善されなければ鍼灸を試してください。

必ず良くなります。

 

 

スポーツは苦しい事も多いですが、楽しくなければ

いけないと思います。

 

 

セルフケア、みなさんやってますか?

 

 

 

 

 

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