子どもの成長痛
子どもがスポーツをしたいけれど、成長期で負担を掛け過ぎると
膝や腰に痛みが出てしまう。
いわゆる成長痛は多い症状です。
欧米では子どもを守る為に厳格に基準が決められ
長時間の練習を禁止されています。
日本では全くその辺の考慮はされていませんので
各自の判断に委ねられているのが現状ですかね。
整形外科に行くと決まって安静にしているしかない。
と言われますが、実はそうではありません。
成長痛はケガとは違い、安静にしていれば治る症状ではありません。
稀に治る場合もありますが、本当に稀です。
成長痛は、猛烈に身体が成長しているなか身体の疲労がある部分に集中して起こります。
なぜ疲労が集中してしまうのか。
身体の使い方の癖によって、使いやすい様に身体は発達します。
しかし、その時疲労が溜まり過ぎると身体のバランスを損なった状態で
成長します。これが成長痛の正体なんですね。
崩れたバランスは休んだからと言って簡単に治るモノではありません。
積極的にバランスを修正する必要があります。
十分な睡眠や軽い運動もおすすめですが
やはり鍼灸治療がとてもいい結果を出してくれます。
日頃からサポーターを付けている子どもを見かけますが、
症状を長引かせるだけなので、素早くサポーターからの卒業を
おススメします。
健康な身体作りに鍼灸はとてもいいものです。