鍼灸院はどんな時に行きますか?
よく鍼してきたーっと言われる方がいらっしゃいますが、多くの方には馴染みのない鍼灸治療。
どんな時に行くべきなのか、何をされるのか。
わからないから身体の不調があっても取り合えず様子をみよう。の方がほとんどだと思います。
そこで今回は、鍼灸院の謎について書いてみたいと思います。
まず、鍼灸師ってどんな人がなれるんでしょうか。
専門学校3年か大学4年に通い、国家試験受験資格を取ります。
その後、国家試験を受けて合格すれば晴れて鍼灸師になれます。
医者、看護師以外では鍼師だけ身体に鍼を刺す行為が認められているんです。
灸師では身体に灸を据えられます。火を使い、軽い火傷をさせるとても技術がいる技なんですね。
ちなみに、日本以外ではほとんどの国で医者が鍼灸治療をしています。
どんな時に鍼灸院に行くべきなのでしょか。
興味があったらいつでも行ってください。
身体が痛い、怪我をした、熱が出た、風邪を引いた、世間話をしたい。
何でもいいんです。私たちで手に負えない症状であれば近くの病院を必ず紹介してくれるはずです。安心して行ってみてください。
ただし、鍼灸院によっては得意、不得意があるので事前にお問い合わせください。
当院ではスポーツに関する事と世間話が得意です。難病は今勉強中なので苦手です。
何をされるんでしょうか。
病院同様、問診してから症状鑑別する為に検査などをします。その中には、脈や舌を診たり、お腹を押したりといった鍼灸院ならではのものもあります。
その後、症状に合うツボを選んで、鍼や灸をしていきます。手や足に重要なツボが密集している事から、症状と全く関係ないところに治療されていると勘違いする方もいらっしゃいますが、きちんとわかった上で行っておりますので、安心してください。
通常、鍼は太さ0.2ミリくらいを使用します。だいたい髪の毛と同じと言われています。
灸は米くらいの大きさです。針も灸も特殊なものもあるので、一度受けたものだけが鍼灸と思わないでくださいね。
今日はここまでにします。